お肉に関する用語集

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お肉に関する用語集

国産豚肉編

基本用語 >>
品種
豚の品種には子供をたくさん産む「大ヨークシャー」、オッパイを良く出す「ランドレース」、肉質の良い「デュロック」等があります。
交雑種(こうざつしゅ)
交雑を行う事により、生まれる子豚の数の増加、強健性の高まり、発育速度の上昇などの「雑種強勢効果」が得られます。
大貫(たいかん)
豚枝肉の標準的重量の範囲を超過して、大き過ぎるものを一般的に大貫といいます。標準的重量とは、(社)日本食肉格付協会によって、全国共通の豚枝肉取引規格が定められています。その規格に基づく重量が標準重量です。当社では、親白豚・親黒豚とも、一律「大貫」と表記しています。
ハイブリッド豚
品種の異なった両親から生まれた交雑種の豚をいう。
バークシャー種
イギリス原産の豚です。体は全体が黒色であるが、顔、四肢及び尾が白い。
飼料に関する用語 >>
丸粒とうもろこし
混合、加工していないとうもろこしの粒。
ふすま
小麦から小麦粉を生成する過程で分離される残渣。繊維分に富んでいる。
甘しょ(かんしゅ)
甘蔗:サトウキビ / 甘薯・甘藷:さつまいも
キャッサバ
食用、飼料用に栽培される熱帯産の低木。「イモの木」の別名を持ち、巨大な塊根(イモ)はデンプンを多く含む。抽出されたデンプンは「タピオカ」と称されている。
飼料添加物(しりょうてんかぶつ)
法律に従って農林水産大臣が指定するもの。
抗生物質(こうせいぶっしつ)
微生物が産生する物質のうち、他の微生物の発育を抑制・阻害する物質。ペニシリン、ストレプトマイシン等がある。
合成抗菌剤(ごうせいこうきんざい)
人工的に合成された微生物の発育を抑制・阻害する薬。サルファ剤やキノロン類等がある。
抗菌性物質(こうきんせいぶっしつ)
抗生物質と合成抗菌剤を合わせて「抗菌性物質」と呼ばれている。
フマル酸
有機酸の1種類であり、子豚への発育促進効果がある飼料添加物。
ギ酸
有機酸の1種類であり、飼料のpH調整をして不良発酵を防止する作用をもつ飼料添加物。
クエン酸モランテル/デストマイシンA
内部寄生虫に対して効果を持つ抗菌性の飼料添加物。飼料の有効利用促進効果がある。
硫酸コリスチン/アビラマイシン/ノシペプタイド/セデカマイシン/エンラマイシン/亜鉛バシトラシン/リン酸タイロシン
有害菌への抑制効果を持つ抗菌性の飼料添加物。飼料の有効利用促進効果がある。
ワクチネーションに関する用語 >>
ワクチン
感染症に対する免疫を与えるため豚に接種する動物用医薬品(予防接種液)。種類としては病原体を弱毒化した「生ワクチン」と病原体や病原体が出す毒素を不活化した「不活化ワクチン」に大別される。
豚丹毒(ぶたたんどく)
発熱、皮膚病変、関節炎等を起こす細菌感染症。と場出荷時の検査で発見された場合はと畜禁止・全廃棄処分となる。
日本脳炎(にほんのうえん)
妊娠母豚に死産、種雄豚に睾丸炎を起こすウイルス感染症。ウイルスは蚊によって媒介される。ヒトの場合と異なり、日本脳炎ウイルスは胎子以外の豚には脳炎症状を発生させません。豚においては「繁殖障害」が問題となる疾病であり、他の症状は見られません。日本脳炎ウイルスに感染した豚は一時的に血中に大量のウイルスを保有するため、蚊へのウイルス供給源となります。この時期の豚から吸血した蚊の体内で日本脳炎ウイルスは増殖して、ヒトや豚、他の動物へ媒介されます。従って、豚は疫学上日本脳炎の「増幅動物」とみなされており、公衆衛生上重要視されています。ただし、人への感染はあくまで蚊を介してのみの感染であり、豚肉からの感染はありません。
オーエスキー病
妊娠豚の死流産、種雄豚の造精障害、哺乳豚の神経症状・衰弱を引き起こすウイルス感染症。また、感染により、豚の免疫力が低下するため、他の病原体による肺炎が悪化する。
豚萎縮性鼻炎(ぶたいしゅくせいびえん)
豚に鼻炎を起こし、重度の場合は鼻の短縮・湾曲といった変形をもたらす細菌感染症。豚の成長を著しく阻害する。
PRRS(豚繁殖・呼吸障害症候群)
妊娠豚の死流産・虚弱子分娩、子豚の肺炎・衰弱を引き起こすウイルス感染症。
豚コレラ
強い伝染力と高い致死率を特徴とする熱性、敗血症性のウイルス感染症。発生時には家畜伝染病予防法に基づき、殺処分が行われる。平成4年を最後に日本での発生は無い。豚コレラワクチンは、国内では原則的に接種を中止しているが、都道府県知事の許可をとれば接種できる。